雲龍寺
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雲龍寺

■概要
東山遊歩道のスタート地点付近にある雲龍寺(うんりゅうじ)は、本能寺の変で殉死した金森長近の嫡男、忠次郎長則の菩提を弔うため修営された寺です。長則は、織田信忠の近侍として仕え、若干19歳にして亡くなってしまいました。長近の長則への想いを深く感じます。

■私見
この寺の最大の見所は一風変わった宝形型の山門です。この寺の山門は高山城の城門の移築と伝えられています。雲龍寺の山門は、門の二階の鐘の所に戸口があった溝があるのでお寺の山門でなく、古くは高山城の城門ということが裏付けられ、後に改装されたことであるのを感じさせます。この山門が高山城の移築なら大変価値あるものです。また雲龍寺には三代目金森重頼の墓跡、金森兵庫家や家臣の墓などが多数あります。

■アクセス
雲龍寺の所在地 高山市若達町JR高山駅から東へ、国分寺通~安川通を越えて、徒歩約20分。


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