高山別院(照蓮寺)
■概要
高山別院は、明了が長近の信頼をうけて白川郷中野にあった照蓮寺を今の場所にもってきた寺で、飛騨において最も権威あるお寺ですが、一般的には高山別院や御坊さまと呼ばれており、こちらの名称のほうが一般的です。このお寺は金森氏とも付き合いが深く、可重の娘、お岩を嫁がせたり、重頼の子頼純を養子にしたり、金森氏の血も濃いです。
■私見
現在、寺は度重なる大火によって、消失して観光としてはそれほど見るべきものは少ないが観光バスの駐車場になり、観光客の出入りも多いです。また寺の壁面の石垣は、食い違い虎口を形成して堀もあり城郭寺院とも言えます。また寺の石垣は、破却された高山城の石垣を感じさせます。
■アクセス
高山別院の所在地 高山市鉄砲町 JR高山駅から東へ徒歩約15分