大原三千院聚碧園
[金森長近と一族][戦場][関連史跡][飛騨の城][時代祭とブログ]

大原三千院聚碧園

■概要
京都大原三千院は、かつては貴人や仏教修行者の隠棲の地として知られた大原の里にあり青蓮院、妙法院とともに、天台宗の三門跡寺院の1つに数えられています。境内には往生極楽院のほか、宸殿、客殿などの建物があり、往生極楽院は12世紀に建てられた阿弥陀堂で、内部には国宝の阿弥陀三尊像を安置しています。金森宗和が大原三千院を訪れた際に、客殿から見た自然の風景に感動して自ら手を加えて宗和流の庭園にした聚碧園(しゅうへきえん)があります。

■私見
立体的な空間を演出してとても美しい庭園だと思います。手入れも行き届いており、宗和流の庭園の中では最高峰だと思います。しばらく庭園を眺めていると心安らぎ、金森宗和の美的センスのよさを堪能できます。また三千院は四季折々楽しめますが、紅葉が美しい秋がお勧めです。

■アクセス
三千院の所在地 京都市左京区大原来迎院町540
京都バス大原下車 徒歩約10分


Kanamorisennki