御清水
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御清水

■概要
水の都大野を象徴するシンボルで名水百選の一つに数えられいる御清水(おしょうず)は、大野の殿様のご用水としても用いられたことから、殿様清水とも呼ばれています。現在は埋め立てられてしまいましたが大野の町には炊事、洗濯、防火などの上水路が街中各地で掘られていました。人々が生活しやすいよう近代的な町造りを長近が行なっていたことが、この御清水を見ても充分に感じることができます。

■私見
湧水が出る場所には、一説には、昆布が敷き詰められて砂が混じりにくいようにしてあるという話もありますが、真偽は定かではない。水がいいということは、よい米、よい醤油、よい酒がつくれるということで豊かな生活ができる。この豊かな大野から生産性の低い山国飛騨に転封になった金森長近の心境はどんなものだろうかと思う場所です。近くに大野で果てた朝倉義景の墓所もありますのでセットで見るのをお勧めします。


■アクセス
御清水の所在地 福井県大野市泉町 越前大野城~一番目通り。標物、御清水会館


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