内久保山砦
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内久保山砦

■概要
内久保山砦(うちくぼやまとりで)は、小牧・長久手の戦いの際に、羽柴秀吉方として参陣した金森長近が、同じ信長時代の衣母衆の同僚であった蜂屋頼隆と供に駐屯した砦です。小牧・長久手の戦いは家康が小牧山に篭ったため長期戦となり長近も長期、現地に滞在しました。秀吉方は、小牧山に対して、楽田城に本陣を置き、岩崎山砦、二重堀砦、小松寺砦、青塚砦、田中砦、内久保山砦と外久保山砦と多数の城砦を築いて対陣しました。

■私見
内久保山砦の場所は、残念ながらわかってなくて、外久保山と内久保山の二つの砦があったようで、現在、碑と案内がある熊野神社は、外久保山砦にあたります。内久保山砦は、推定で小牧市のホームページでは、内久保山西南麓にある三明神社周辺が砦の位置と考えられると記載されています。場所が確定していないので、地名の内久保山を掲載させて頂きました。立地的には、本陣の楽田城と外久保山砦の中間で展望も効いて申し分ない。長近は、飛騨編年史要には、「長近、兵二千を率い羽柴秀吉に従い、蜂屋頼隆と共に内窪山の砦を守る。」と記載されているように、金森長近は、内久保山砦の方に陣を敷きました。

■アクセス
内久保山砦の所在地 愛知県犬山市内久保 目標物、名古屋経済大学


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