金森清水
■概要
金森清水(かなもりすず)は、上山の街中より離れた小穴地区の郊外の田畑の中に、そう呼ばれる場所があります。この清水は、かって金森氏の屋敷があり使われていた清水だと伝わっています。現地には、飛騨の金森顕彰会の碑と案内が設置されており、設置板を見ると、小穴地区に、屋敷を構えていたと推測されるのは、独立して旗本となっていて知行を得ていた金森左京家の屋敷ではないだろうかと推測されています。
■私見
小穴地区の集落と離れた田畑の中にあり、ここが本当に屋敷があったか少々疑問に思いますが、本当に金森家の屋敷跡なら感動ものです。多くの金森家の親族は、上山の街中の仲丁地区を中心に屋敷を形成していますが、この山中に屋敷を構える金森家となるとやはり独立した旗本、金森左京家でしょう。今も清水が湧いていますが、近年、石で囲み整備したようです。
■アクセス
上山市の小穴地区から北に進む東北中央道までにある少し離れた溜池のある付近の畑。清水前に駐車場あり。