
大雄寺
■概要
大雄寺(だいおうじ)の歴史は天正14年(1586)に金森長近は吉城郡国府上広瀬にあった寺を現在の地に移しました。長近はこのように飛騨の各地の寺をこの東山に集め寺院群を形成させましたが、長近の目論見は、寺を高山の町の防御の為に使用すること、寺を近辺に置き管理化におくことなど考えられますが、この地を京都の東山のように優れた文化の地にするための促進に帰依したとも考えられます。
■私見
大雄寺は東山散策道の雲龍寺の隣で寺の山門は重厚な造りで京都の寺にも劣らない立派な門で飛騨の匠の技を彷彿させる飛騨を代表する建築物です。私が生まれる前に焼失したらしいのですが、本堂が燃えさかる時、火の影が仏の形をしていたらしいです。当時、写真にもしっかり撮られており人々は「仏の昇天」と呼んだらしいです。
■アクセス
大雄寺の所在地 高山市愛宕町 JR高山駅から東へ、国分寺通~安川通を越えて、徒歩約20分。