宮島平左衛門(みやじまへいざえもん)
[金森長近と一族][戦場][関連史跡][飛騨の城][時代祭とブログ]

宮島平左衛門(みやじまへいざえもん)

■人物
宮島平左衛門は、金森家の鉱山奉行で生まれは不明ですが禄高百五十石で旧内ヶ島氏の所領のあった白川郷付近の鉱山奉行として才能を発揮しました。宮島の発掘した鉱山で六厩「むまい」の金山はとくに繁栄して金森氏の財政を潤しました。しかし宮島の名声や業績を妬んだ金森家の家臣の一人が藩主に讒言して、それを信じた藩主は、宮島を高山城内で刑死させました。宮島は恨みの言葉をのべて死んでいったとされています。宮島の死後、高山城内で病気や異変が多く起こり人々は祟りを恐れ、霊の恨みを治めるために高山城内の三之丸に黄金神社を建てました。

私見
よく同じ飛騨の鉱山山師の茂住宗貞と同一時期の人物とされていますが、宮島平左衛門の活躍時期が書籍によってバラバラではっきりしていませんが、個人的には別の時代に活躍した人物だと思います。

戻る

[日本100名城] [参考書籍] [リンク] [メール] [作者紹介]