天神山城
■所在地 岐阜県高山市神明町 ■遺構 郭 ■城のタイプ 山城 ■築城者 高山外記
■概要
天神山城は、高山城跡ととなる城山公園の一部の南側で築城時期は不明ですが、永正年中(1504~1520)に飛騨守護、京極氏の被官、高山外記が在城したとされています。高山外記は、永禄元年(1558)に三木自綱によって滅ぼされて天神山城は、三木一族の三木久綱が入ったとされています。その後、金森長近の高山城築城によって高山城の補助的な曲輪となりました。
■私見
金森長近が、天神山城を改修して高山城を築いたような表現もありますが、そもそも高山城と天神山城は、同じ山ですが、本丸の場所が根本的に異なり、高山城の本丸・二の丸・三之丸は、新築造成で別の城です。天神山城は、現在の「金龍ヶ丘」を本丸として二ノ丸が「臥牛ヶ丘」三之丸が「伝承館」付近のようです。城の遺構は、金森時代の改変と近年の公園整備でよくわかりません。
■アクセス
城山公園より奥に入り大手道~金龍ヶ丘