金森左京館
■所在地 岐阜県高山市桜町 ■遺構 なし ■城のタイプ 館 ■築城者 金森左京重勝
■概要
金森左京館跡は、江名子川北側に面してひっそりと碑があります。2代目藩主金森可重は、北の豪族、江馬氏の血を引く姫を側室として生まれた子に高原郷3千石は与え分家の金森左京家としました。初代、金森左京重勝は、本領高原郷と高山の町に館を構えて3代目重頼を良く補佐して名家老だったと伝えられています。重勝には子供がなかったため、主家の重頼の子、重直が左京家養子となっています。金森左京家は主家ず宝暦郡上一揆の不始末で改易となった後も越前南条郡3千石で幕府旗本として存続して明和4年(1767)に越前市白崎に館を移し家名を存続しています。
■私見
近くには、左京家の館に行くため架けられた「左京橋」があり町名も「左京町」として残りかっては、広大な屋敷であったことがわかります。館の立地は江名子川に面して高山別院とともに高山の南の防御を兼ねている場所です。
■アクセス
江名子川沿い、左京橋の近くに碑が建っています。