飯山城
■所在地 岐阜県高山市千島町飯山 ■遺構 なし ■城のタイプ 山城 ■築城者 飯山保重
■概要
飯山城(いいざんじょう)の築城者は不明ですが、城主、飯山保重は源氏の武者であり平治の乱の時に敗れ飛騨に落ち延び、ここに館を構えたと伝えられています。その後、飯山と姓を改め土着しました。その後、長きに渡って、この地を治めましたが、永禄年間(1558~1559)に飛騨の制圧に力を注ぐ三木自綱の高山盆地侵攻で三木氏に攻められ、その時の城主飯山保貞も滅ぼされ廃城となりました。
■私見
飯山氏の鎮魂のように無人寺の飯山寺がひっそり建っています。現在の観音堂辺りは山の中腹ですが削平地となっており現在は飯山寺と畑があり山の中腹とは思えない不思議な空間です。この周辺に館を構えていたと伝えられております。境内には市文化財の観音堂と弁天堂があります。
■アクセス国道41号線沿い、ピュア高山の反対側の山で、崇教真光の建物のとなりの車屋の横から入ります。車で行けますが、道が悪く別の場所に停めて徒歩で行くのをお勧めします。