八幡山城

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八幡山城
■所在地 岐阜県飛騨市神岡町朝浦八幡山 ■遺構 郭・堀切 ■城のタイプ 平山城 ■築城者 河尻権ノ正
■概要
八幡山城(はちまんやま)は、現在は朝浦八幡社が鎮座しており高原川と吉田川の合流点の小高い山にあり、八幡神社の起源は悪太源義平が吉田山に滞在中に、この地に八幡社を勧請したと伝えられています。城は延徳3年(1491)に江馬氏ゆかりの武将、河尻権ノ正が築城して荒廃していた宮を城内に復興しましたが、2代目玄蕃の時に領主の江馬時正と交戦して敗れ城も落城して廃城となりましたが、江馬時正は享禄元年(1528)に八幡社を再興して城は元の神社に戻りました。

■私見
一目みて城もしくは砦があったと解る場所です。社殿の部分が主郭部と思われる城です。そのため社殿の正面と後ろに薄いですが堀切が残っています。八幡山の後の愛宕山も別郭の曲輪が残っています。城の歴史の詳細はともかく江馬氏の持城だと思われます。

■アクセス
神岡城を高原川挟んで反対側の朝浦八幡社が城跡です。目標物は、神岡小学校。駐車スペースわずかにあり。


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