青屋城
■所在地所在地 岐阜県高山市朝日町青屋 ■遺構 郭・土塁 ■城のタイプ 平山城 ■築城者 阿多野蔵人
■概要
青屋城(あおやじょう)は、定本飛騨の城によれば、甲城の支城の一つで甲城主、東藤相模守の家老、阿多野蔵人が戦国の騒乱に乗っ取って独立して青屋に築城したようです。その他のことは不明です。
■私見
城は飛騨川と青屋川の合流点にあり小規模ながらも断崖絶壁で飛騨版、長篠城を彷彿させる縄張りの城です。この城の規模は、いたって小規模で主郭は建物も1つくらいしか建てらないほど狭いです。主郭部は現在、木々が多い茂っていて眺望は悪いが、木を伐採すると360度の絶景となるのは、間違いなく、ここに城を築いたのは当然で出城としては最適です。現在の入口は、近年車が通れるように削られていますが、主郭付近は、折れ曲がり虎口ぽい雰囲気は多少ありますが、鉄塔設備の際の建築のものか遺構は判断つきにくいです。
■アクセス国道361号~青屋集落へ進みます。とりわけ目印はありませんが、青屋川沿いにある山で、主郭に立つ鉄塔が目印です。