禅昌寺
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禅昌寺

■概要
寺の起源は平安時代に 恵心僧都源信 という人がここで観音菩薩の像を掘って霊場を開くが起源といわれおり、後円融天皇によって天下十刹の一つとなるほどの地位を誇っていましたが、戦国の世とともに衰退していきましたが、この地を治めていた三木氏、四代目、三木直頼が寺の再興に帰依しました。そのため、三木氏と禅昌寺は縁が深いのですが、そのお寺に金森一族の宗和の庭園があるのが不思議です。

■私見
また雪舟の傑作「八方にらみ達磨」など貴重な史跡を所有しています。寺内にある萬歳洞は、金森宗和作と伝えられる庭園で、前の池は「心」を象っており心字池とも呼ばれています。巨石を段積みして上から水が流れて奏琴の滝となっています。一目みて独特な庭園で、金森宗和作もしくは、宗和流を大成した人の作の庭園だとわかります。


■アクセス
禅昌寺の所在地 下呂市萩原町中呂 JR高山線禅昌寺駅から徒歩5分


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