増島城
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増島城

■概要
増島(ますしま)城は、山国飛騨において珍しい平城であり城主は、2代目高山藩主、金森可重で天正15年(1587)に築城されました。金森氏が飛騨に入封すると長近は養子可重に南吉城郡1万石を与え城の築城と同時に古川の城下町の整備に着手しました。その後、可重は2代目高山藩主となると高山城に移り城は嫡男、重近に与えました。元名元年(1615)の一国一城の制により城は旅館に改造され「古川旅館」と名前を変え使用されましたが元禄5年(1692)の金森氏転封とともに破却されました。

■私見
現在は本丸部は、古川小学校と増島神社になっており、天守台の石垣と堀がわずかに残っていますが、天守台の石垣の保存状態は良好です。城の大部分は古川小学校に埋没してしまっている印象を受け、残りは住宅地となっているため城の総面積は不明ですが石高に相応した城郭だったと思います。飛州誌にはかっての縄張りが描かれていて比較的、その図面の精度は高いと思われなんとなく城の雰囲気はわかります。戦後は、東側に土塁が残っていたらしいのですが、現在は宅地化で跡形もありません。また林昌寺と円光寺には増島城の移築と伝えられる山門があります。とくに円光寺の山門は、なかなか城郭建築の雰囲気でかっこいいです。


■アクセス
増島城の所在地  岐阜県飛騨市古川町増島野 アクセス JR古川駅から徒歩7分。古川小学校になっています。


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