松亭祉
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松亭祉

■所在地 岐阜県高山市松本町松亭 ■遺構 郭 ■城のタイプ 館 ■築城者 金森従純
■概要
松亭祉(しょうていし)は、金森重頼の子で照蓮寺に養子に行った金森従純によって造られた別邸跡です。従純は照蓮寺14世住職となり宣心となります。その後、この館に京都の本願寺宣如の娘のさな姫が、宣心に輿入れしてこの館に住みました。

私見
現地は、人工的に高台となっており、普請的には、かなりの労力だったのが想像できます。また当時は豪華な屋敷だったらしく宣心は京都から公家や俳人を招いて好き放題遊んでいます。現地からの眺めは大変よく高山の町がよく見え心地がいい。史跡内の道には、さな姫が自ら臼を引いていたという逸話にあやかり参道が石臼になっているのには驚きました。

■アクセス
現地は、一般には「さな姫さま」の墓と呼ばれ墓があります。斐太高校より北に500m程進んだ場所にあります。私有地なので迷惑をかけないようにしましょう。


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