茂住宗貞屋敷
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茂住宗貞屋敷

■所在地 岐阜県飛騨市神岡町茂住 ■遺構 石垣 ■城のタイプ 屋敷 ■築城者 茂住宗貞
■概要
茂住宗貞屋敷(もずみそうていやしき)は、飛騨北部で和佐保・茂住の銀山を採掘して金森家に富をもたらした茂住宗貞の屋敷は国道41号線沿いの金龍寺付近にありました。さすがに高禄の人物だけあって屋敷は、四方を3メートルくらいの石垣で囲み高塀の四隅には隅櫓を設け、さながら城郭建築のようだったと伝えられています。屋敷は、金森長近の死後、茂住宗貞が飛騨から退去もしくは逃亡した際に火をかけられ灰燼と化しました。

■私見
現地案内には、国道41号線の拡張に伴ない北東側の石垣に変更を加えたと書かれていましたが、現状ある金龍寺付近にある石垣は、大部分は、江戸中期~近世の跡積みのものに見えてしまいます。寛延年間に移築された金龍寺の工事の際にかなり改変されたのではないでしょうか。

■アクセス
国道41号~金龍寺が屋敷跡です。駐車場あり。


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