石徹白城
[金森長近と一族][戦場][関連史跡][飛騨の城][時代祭とブログ]

石徹白城

■所在地所在地 岐阜県郡上市白鳥町石徹白 ■遺構 郭・土塁 ■城のタイプ 平山城 ■築城者 石徹白氏
■概要
石徹白城(いとしろじょう)は、代々、現地の白山信仰の神職も兼任した石徹白氏の居城です。越前朝倉氏の傘下で、庇護をうけていました。戦国時代には、石徹白源三郎種吉という人物が城主でしたが、朝倉氏に従わず逃亡の末、地元民に打ち取られた首なしボテンというお墓に近所にあります。越前が織田の支配下になると金森長近に従い、その時の城主、石徹白長澄は、飛騨侵攻の際には、情報収集・道案内と活躍して金森家臣、1千500石の知行をうけて重鎮として活躍しています。

私見
金森家の重鎮、石徹白長澄の居城として興味深く散策させて頂きました。こんもりとした丘の上に城があり主郭は細長くそれほどの広さはありませんが、遺構はよく残っています。単郭の城で、現在の「城山跡」の碑は、腰曲輪で主郭外周を覆っています。東側は断崖で川と接しており防御されています。


■アクセス 石徹白地区の
下在所地区にあります。目標物 石徹白小学校の向かえのガゾリンスタンドが城跡


Kanamorisennki